通風の時に取らない方が良い食べ物って?

通風の時に取らない方が良い食べ物って?

通風の時には取らない方が良い食べ物があります。通風の時には、特に脂の多い肉やレバーなど、動物性の食べ物は取らない方が良いと言われています。動物の内臓や脂の多い肉類には、通風の原因であるプリン体が多く含まれており、このプリン体によって体内の尿酸を増やしてしまうのです。プリン体は基本的に、一定量までならば尿酸として尿で排出されますが、一定量を超えてしまうと、体内に尿酸塩として蓄積されていってしまいます。そのため、プリン体を過剰に摂取してしまうと、通風の症状の悪化に繋がりますので、通風の時にはプリン体を多く含む食べ物を取らないようにしましょう。プリン体を多く含む食品は他にも、大正海老やおきあみ、真あじの干物や干ししいたけ、大豆などがあり、通風の時にはこれらの食品は食べない方が無難だと言えます。また、通風時には、脂肪分の多い食べ物も取らない方が良いでしょう。脂肪分の高い食べ物を摂取すると、体ではケトン体という物質が生成されるのです。このケトン体という物質には、血液を酸性に傾ける働きがあり、血液が酸性に傾くことで尿酸が結晶化しやすくなります。尿酸が結晶化してしまうと、尿酸の排泄が悪くなってしまい、通風を悪化させてしまうと考えられます。通風の時にプリン体や脂肪を多く取ると、通風の悪化以外にも腎臓障害や脳卒中などの病気を引き起こす可能性もありますので、食事の時には気をつけましょう。